青々吉日 TSURUGA WAKASA Spring&Summer
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カヤで編まれた茅(ち)の輪をくぐり罪や穢れを除き去る神事「大祓式」。毎年6月30日には夏越大祓式が、12月31日には年越大祓式が執り行われます。参拝者は拝殿前に設けられた直径約2.5mの茅の輪をくぐり、心身を清めます。御田植祭御田植祭氣比神宮の神殿前で田植えを行う行事。田長と苗乙女が田植歌を歌いながら苗を並べ、五穀豊穣を祈願します。長命水長命水神宮を修営したところ、突如として地下水が噴出したと伝えられています。それが1300年以上たった今でも境内で湧き続け、延命長寿の水として「長命水」の名称で親しまれています。土公土公氣比の主祭神、伊奢沙別命降臨の土地。今でもみだりに立ち入ることが禁じられている特別な聖域です。最澄 (伝教大師)・空海 (弘法大師)が求法の祈誓をかけて大行を修したとも伝えられています。角鹿(つぬが)神社角鹿(つぬが)神社氣比神宮境内東側に鎮座。崇神天皇の時代に敦賀に来着したとされる朝鮮半島の大加羅国の貴人(王子)、都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)が祀られている神社です。日本書紀によると都怒我阿羅斯等は額に角がはえていたといい、敦賀の地名はこの地を「角鹿」と称したことが始まりといわれています。16夏越大祓式夏越大祓式都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)氣比神宮氣比神宮

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